絵の練習を始めたいけれど、何から手をつければいいのか分からず悩んでいませんか。
世の中にはさまざまな練習法やアドバイスがあふれており、「結局どんな方法が自分に合っているのか」「効果的な順番はあるのか」と迷いがちです。
本記事では、初心者が絵の練習を何から始めるべきか、その悩みや疑問を丁寧に解決していきます。
さらに、挫折しにくく、上達へとつながる練習のコツや継続のポイントもご紹介。
「絵 練習 何 から」と検索したあなたが、自分に合った練習を見つけて一歩踏み出せる内容となっていますので、ぜひ続きをご覧ください。
絵の練習は何から始めるべきか

絵を上達させたいと思ったとき、多くの人が「何から練習すればいいの?」と迷ってしまいます。
基本的な線の練習から始めて、模写やトレース、クロッキーやデッサンなど、さまざまな方法があります。
自分の興味や目標に合わせて練習内容を選ぶことが大切です。
線の練習
絵の基本は線を引くことから始まります。
まっすぐな線、曲線、ジグザグ、円などさまざまな線を繰り返し練習しましょう。
線が安定して描けるようになると、全体のバランスを取る力が身についてきます。
最初はフリーハンドで枚数をこなしてみるのがおすすめです。
- 縦線や横線をフリーハンドで描く
- いろいろな長さや太さの線を練習する
- 同じ線を何度も繰り返して正確さを目指す
模写
模写は好きなイラストや名画などを見本にして、そのまま描き写す練習方法です。
線の構成やバランス、影の付け方などを学ぶことができます。
最初は単純なイラストから始めると良いでしょう。
模写を通して「どうやって描かれているか」を観察する力が身につきます。
トレース
トレースは見本となるイラストや写真の上に紙を置いて、線をなぞる練習方法です。
描く感覚やペンの運び方に慣れるのに効果的です。
模写よりも手軽に始められ、短時間で成果を感じやすいメリットもあります。
練習方法 | 難易度 | 初心者へのおすすめ度 |
---|---|---|
トレース | 低い | 高い |
模写 | 中 | 高い |
デッサン | 高い | 中程度 |
クロッキー
クロッキーは短時間でモチーフの形や動きを捉える練習です。
人物や動物のポーズを数分で描くことで、全体を見る目とスピード感が養われます。
細部にこだわらず、雰囲気やバランスをつかむことが目的です。
たくさん描くことで線に迷いがなくなり、観察力も向上します。
デッサン
実際の物や写真をじっくり観察し、正確に描く力を養うのがデッサンです。
陰影や質感、立体感を表現するための基礎力が身につきます。
最初はコップやりんごなど、シンプルなものから始めると取り組みやすいです。
時間をかけて1枚を仕上げる経験は、描く力を大きく伸ばします。
好きなモチーフを描く
自分の好きなキャラクターやモチーフを描くことも大切です。
「楽しい」と感じることで、継続して練習する意欲が湧いてきます。
模写やトレースで基礎を身に付けたら、少しずつオリジナルの絵にも挑戦してみましょう。
身近な物の観察スケッチ
身の回りにあるコップやペン、本などをよく観察しながらスケッチしてみましょう。
普段何気なく見ている物をじっくり描くことで、形や陰影の見え方に気付く力が育ちます。
この練習を繰り返すことで、どんなテーマでも落ち着いて描ける自信につながります。
初心者向けの効果的な絵の練習方法

絵を上達させるためには、基本をしっかり押さえた練習方法が欠かせません。
特に初心者の方は、描くことに慣れる手順や、観察力を身につける方法を意識して練習するのがおすすめです。
ここでは、基本的で効果的な練習方法をいくつか紹介します。
短時間ドローイング
短時間ドローイングは、限られた時間内に素早く絵を描く練習方法です。
5分や10分といった短い時間でスケッチすることで、形や動きを捉える力が身につきます。
おすすめの練習ステップは以下の通りです。
- 描きたい題材(人物や静物など)を決める
- タイマーをセットする
- 細部よりも大まかな輪郭や動きを重視して描く
- 終わったら簡単に見直し、その都度新しいものを描く
この練習を繰り返すことで、描くスピードや観察力が自然と向上します。
最初は上手く描けなくても気にせず、枚数を重ねてみましょう。
形の分解と簡略化
複雑なモチーフも、基本の形に分解するととても描きやすくなります。
例えば人の顔なら、丸や四角、三角などのシンプルな図形に置き換えて捉えることがポイントです。
下の表は、よく使われる分解方法の例です。
モチーフ | 分解の例 |
---|---|
顔 | 楕円+線+丸 |
リンゴ | 丸+曲線 |
体 | 円柱+球+四角 |
複雑に見えるものほど、シンプルな形に分解して構造を理解することが上達のコツです。
最初は図形の組み合わせだけで全体像を描いてみて、その後で細部に取り組む流れがおすすめです。
光と影を意識した練習
絵に立体感や奥行きを出すためには、光と影をしっかり意識して描くことが大切です。
まずは一方向から光が当たっているシンプルなモチーフを選び、光が当たる部分と影になる部分を見極めてみましょう。
このときのポイントは、
- 光源の位置を決める
- 一番明るい場所(ハイライト)と暗い場所(シャドウ)を分けて塗る
- 境目をぼかして自然なグラデーションを作る
ことです。
こうしたトレーニングを重ねると、写実的で魅力的な絵に近づいていきます。
身近な果物やボール、カップなど、形が分かりやすいものから始めてみると良いでしょう。
練習の順番で意識すべきポイント

絵を上達させるためには、練習の順番や内容がとても大切です。
自分に合った練習方法を見つけることで、スムーズに成長を実感できます。
ここでは、効率よく上達するためのポイントを解説します。
簡単なものから始める
まずはシンプルな形や身近なモチーフから練習を始めましょう。
複雑なものをいきなり描こうとすると、挫折しやすくなってしまいます。
- 円や四角などの幾何学的な形を描く
- コップやリンゴなど、簡単な静物から手をつける
- 一日一枚の落書きからチャレンジする
初心者のうちは、線や形を正確にとらえる練習を繰り返すことが大切です。
苦手なモチーフの挑戦
誰にでも描きにくいと感じるモチーフがあるものです。
苦手をそのままにせず、あえて挑戦してみることが上達への近道です。
モチーフ例 | よくある苦手分野 |
---|---|
手・足 | 複雑な構造やパースが難しい |
動物 | 特徴のとらえ方が分からない |
背景 | 遠近感や奥行きを描くのが困難 |
苦手な分野は資料を見たり、分解して描くことで克服できます。
少しずつ苦手意識を減らしていくことが、全体の画力アップにつながります。
継続できる練習の組み立て
無理なく続けられる練習を自分で計画することも重要です。
やる気やモチベーションは日によって変わるので、習慣にする工夫が効果的です。
- 毎日決まった時間に短時間でも描く習慣をつける
- 週ごとに練習内容を少しずつ変えてみる
- SNSなどに進捗を投稿して自分を励ます
記録を残しながら続けることで、成長を実感しやすくなります。
継続できる形で練習を組み立て、自分に合ったリズムを見つけましょう。
練習に役立つおすすめツール・画材

絵の練習を始めるとき、どんな道具を選ぶかによって取り組みやすさや上達のペースが大きく変わります。
初心者でも手軽に使えるアイテムから、本格的なデジタルツールまでさまざまな選択肢があります。
自分の目的やスタイルに合った画材やツールを選ぶことで、練習の楽しさがさらに広がります。
鉛筆と消しゴム
絵の練習を始めるなら、まずは鉛筆と消しゴムが基本の道具です。
鉛筆はHBや2Bなど複数の硬さを揃えておくと、線の濃淡や表現の幅が広がります。
以下のリストは、絵の練習におすすめの鉛筆や消しゴムです。
- HB、2B、4Bの鉛筆
- 練り消しゴム(細かい修正に便利)
- プラスチック消しゴム(広範囲に使いやすい)
鉛筆でラフなスケッチを繰り返すことで、手の動きや線のコントロール力を高められます。
消しゴムはミスを気にせず何度も描き直せるので、初心者にも安心です。
スケッチブック
スケッチブックは、練習した絵をまとめて管理できる便利なアイテムです。
紙質やサイズにさまざまな種類があるため、自分の描きやすいものを選びましょう。
スケッチブックの種類と特徴を以下の表にまとめました。
種類 | 特徴 | おすすめシーン |
---|---|---|
スパイラル綴じ | ページがめくりやすい・フラットに開ける | 外出時やラフスケッチに最適 |
リング綴じ | 片手で持ちやすい | カフェや公園でも使いやすい |
ブックタイプ | 製本タイプで保管に便利 | 制作記録を残したい場合におすすめ |
描いたものを振り返ることで、自分の成長や課題を発見しやすくなります。
持ち運びやすいサイズを選ぶと、外出先でも気軽に練習できます。
デジタルペンとタブレット
最近ではデジタルペンとタブレットを使った絵の練習も一般的です。
パソコンやiPadといったデバイスと専用ペンを組み合わせれば、何度でも描き直しができ、色を塗る作業も簡単です。
デジタルならではのメリットをいくつかご紹介します。
- レイヤー機能で工程を分けて描ける
- 配色や効果表現が手軽にできる
- 作品をSNSやクラウドで簡単にシェア可能
初心者向けの無料お絵描きソフトも多数あるので、まずは気軽に試してみるのもおすすめです。
紙と比べて道具の管理やゴミが出ない点も、デジタル練習の魅力の一つです。
モチベーションを保つための工夫

絵の練習を続けていく上で、モチベーションの維持はとても大切です。
途中でやる気を失ってしまったり、「このまま続けても意味があるのかな」と不安になることもあります。
そんな時に役立ついくつかの工夫を知っておくことで、楽しみながら上達を目指せます。
SNSへの投稿
練習した絵をSNSで公開するのは、モチベーション維持に大きな効果があります。
人に見てもらえることで、他者からの反応や応援をもらえるかもしれません。
また自分の上達の記録としても役立ちます。
- 進捗を記録できる
- 他の人と交流できる
- 習慣化しやすくなる
投稿することで「次も頑張ろう」という気持ちになりやすいです。
好きな作家の模倣
自分が憧れる作家の作品を模写してみることもおすすめです。
模写を通じて構図や線の使い方、色使いなど、実際に描きながら学べます。
模写するメリット | どんな時におすすめ? |
---|---|
描き方のコツを体感できる | 描写に自信がない時 |
気分転換になる | オリジナルで行き詰まった時 |
模写はただ真似するだけでなく、「ここがすごい」「こうなっているんだ」と分析しながら取り組むのがポイントです。
目標の設定
漠然と絵を描くよりも、具体的な目標がある方がやる気を保ちやすいです。
たとえば「1ヶ月で20枚描く」「このキャラクターを描けるようになる」など、数字や内容をはっきりさせると良いでしょう。
目標を達成できた時には、自分へのちょっとしたご褒美を決めておくのもおすすめです。
小さな成功を積み重ねることで、長く続ける力がついてきます。
知っておきたい練習の落とし穴

絵の上達を目指して練習を始めると、うまくいかないことやつまずきも出てきます。
つい陥ってしまいがちな落とし穴を知っておくことで、より効果的に成長していけます。
細部にとらわれる
絵を練習していると、最初から細かい部分に目がいきがちです。
髪の一本一本や服のしわなど、描き込みたくなる気持ちは分かりますが、全体のバランスが崩れてしまうことが多いです。
特に初心者のうちは、細部よりも大まかな形やアタリの取り方、構図など基本を意識したほうが良いでしょう。
意識すべきポイント | 詳細 |
---|---|
全体のバランス | 体の比率やパーツの配置をチェック |
パース | 遠近感を練習することで自然な絵になる |
光と影 | 形を立体的に見せる基礎 |
まずは全体感をつかむ練習を積み重ねることが大切です。
他人と比較しすぎる
SNSやイラスト投稿サイトで他の人の作品を見ると、自分の絵と比べて落ち込んでしまうことがよくあります。
しかし、人それぞれ成長のペースや得意分野は違います。
- 他人の絵は参考にとどめる
- 今の自分と昨日の自分を比べて成長を感じる
- 「失敗=上達の種」と考えてみる
他人と比べて焦るより、自分自身の進歩を喜びながら練習することが、絵を長く楽しむコツです。
続けられない練習方法の選択
良い絵を描きたいという思いから、最初から難しいポーズや複雑なイラストに挑戦しがちです。
無理をするとすぐに疲れてしまい、やがて練習自体をやめてしまう原因になります。
おすすめなのは、無理なく続けられる練習方法を選ぶことです。
例えば、1日3分だけ描く、好きなキャラクターだけ描き写す、簡単な線や円を毎日描くなど、小さな目標を積み重ねることで自然と上達していきます。
自分に合ったペースを見つけて、無理なく練習を楽しんでいきましょう。
絵の練習を何から始めるか迷ったときの指針

ここまで絵を上達させるための具体的な練習法や重要なポイントを紹介してきました。
最後にお伝えしたいのは、何から始めるか迷ったときには「まず自分が興味を持てるテーマ」から始めることが大切だということです。
うまく描ける方法や効果的な練習順序ばかりを気にしすぎると、描きたい気持ちが薄れてしまうこともあります。
自分が楽しめるモチーフや描いてみたいものがあるなら、まずはそれに挑戦してみましょう。
また、どこから練習しても最初はうまくいかないのが普通です。
取り組みやすいもの、気になるものから手を動かすことで、自然と絵を描く習慣が身につきます。
迷っている方は、今回紹介した内容も参考に自分なりにステップを選んでみてください。
日々コツコツと練習を続けていくことで、必ず上達を実感できる日が訪れるはずです。
自分なりのペースで楽しく絵を学び続けてください。