横顔の書き方に悩んでいませんか?
顔のパーツのバランスや輪郭、首の描き方など、意外とコツが掴みづらく困っている方も多いはずです。
「思った通りに横顔が描けない」「どこを直せばいいかわからない」と感じている方のために、本記事では横顔の構造や各パーツの配置バランス、失敗しやすいポイントなどを徹底解説します。
横顔の書き方を基礎から応用までわかりやすくまとめているので、初心者にも経験者にもおすすめの内容です。
あなたのイラストがもっと魅力的に進化するヒントがきっと見つかりますので、ぜひ最後までご覧ください。
横顔の書き方を徹底解説

横顔は正面とは異なる独自のバランスや見え方があり、描く際にはいくつかのポイントを押さえることが大切です。
初心者から経験者まで役立つ横顔の描き方のコツを、各パーツごとに丁寧に解説します。
輪郭の取り方
横顔の輪郭は、まず頭頂部から顎先までのラインを意識することが重要です。
おでこ、鼻、口元、顎の出方を観察しながら、なめらかな曲線でつなげましょう。
最初は大まかなラインを鉛筆で薄く描き、バランスを確認しながら修正していくのがコツです。
頭部と顔パーツの配置バランス
頭部の大きさや顔パーツの位置関係を正確に捉えると、自然な横顔になります。
- 耳の位置は、目の高さと鼻の下を結ぶ間に置く
- 目は頭部のほぼ中心よりやや前寄りに配置
- 鼻の先端が顔の最前面になるようラインを取る
- 口は鼻先と顎先を結ぶライン上に納まるように描く
これらを意識すると横顔のパーツ配置がまとまりやすくなります。
アタリや補助線の使い方
横顔を描く際は、まずアタリを取って全体のバランスを整えると失敗しにくくなります。
頭部を円で描いたあと、縦線で顔の向きを決め、横線で目・鼻・口の高さをガイドします。
補助線を活用しながら、次第に細部を描き加えていきましょう。
目・鼻・口・耳の描画ポイント
横顔の各パーツごとに特徴とコツがあります。
パーツ | 描くポイント |
---|---|
目 | 横から見ると涙腺側が見えにくく、幅が狭くなる。まつ毛の流れも意識。 |
鼻 | 鼻筋から鼻先までにカーブを意識し、鼻先の高さや丸みを観察。 |
口 | 上唇は前に突き出し、下唇はやや後ろへ引くイメージで立体感を出す。 |
耳 | 目の横、頭の後ろ寄りに配置。耳の中の構造も意識して描くとリアルに。 |
細かな観察と形の取り方で、より説得力のある横顔に仕上がります。
首や後頭部の正しい描き方
首は耳の下から肩に向かって自然なカーブを描きます。
細すぎると不安定になりがちなので、しっかりと首と肩のつながりを意識しましょう。
後頭部の丸みも大切で、頭部全体の奥行きを感じさせるように丁寧に描いてください。
男女や年齢による横顔の描き分け
男性は骨格や顎がしっかりしていて角張った印象、女性は顎や輪郭が柔らかく曲線的なのが特徴です。
子どもの場合は首が細く、顔パーツが下寄りになるなどの違いがあります。
描きたい人物像をイメージし、それぞれの特徴を意識して描き分けましょう。
髪の毛の描き方
髪は頭部の丸みを意識しながら、毛流れにそって自然なボリュームを出します。
横顔の場合は耳の上や後頭部で髪がどのように流れて重なっているか観察することがポイントです。
毛束をいくつかに分けて描くと、立体感と動きが表現しやすくなります。
横顔を描くときによくある失敗例

横顔を描く際には、初心者だけでなく経験者でも陥りやすいミスがあります。
顔のパーツ配置や輪郭の取り方、小さな部分の調整不足がイラスト全体の印象を大きく左右します。
失敗例を知っておくことで、自分の描いた横顔をより自然で魅力的に仕上げるためのヒントが得られます。
顔パーツの位置ズレ
横顔を描くとき、多くの人が目や鼻、口の位置関係で間違いをしやすいです。
特に、目の位置が上すぎたり、鼻が顔の中心からずれて描かれることがよくあります。
口もアゴのラインに沿って配置する必要がありますが、やや下に寄りすぎたり、鼻と重なったりすることがありがちです。
- 目は頭部中央に近い位置に描く
- 鼻は目と同じ高さにし、顔の輪郭ラインから適切な長さに設定する
- 口は鼻とアゴの間を意識して配置する
こうしたポイントを意識するだけで、顔パーツの位置ズレを防ぐことができます。
輪郭や頭部の形の違和感
横顔では輪郭や頭部の形に違和感が出やすいです。
例えば、頭の形を丸く描きすぎてしまったり、逆に平たすぎると不自然に見えてしまいます。
おでこから鼻、アゴまでのラインは直線的ではなく、ややカーブを描いているのが自然です。
輪郭の特徴 | よくある失敗 |
---|---|
おでこから鼻へのライン | 直線的すぎる・カーブが急すぎる |
後頭部の丸み | 小さすぎる・平らになってしまう |
アゴの形 | 鋭すぎる・丸すぎる |
頭全体のバランスを何度も見返しながら描くことが大切です。
首やアゴのミス
横顔では首やアゴにも注意が必要です。
首の太さや生える位置を間違えると、頭部全体がアンバランスに見えます。
首は耳の後ろあたりから生えているイメージで、真下ではなくやや後ろに流れるように描くのが正解です。
また、アゴのラインもシャープすぎると違和感が出てしまうので、首との接続部分を滑らかにするのがコツです。
横顔は顔だけでなく首やアゴのつながりまでも意識すると、よりリアルで美しい仕上がりになります。
横顔が上達する練習方法

横顔を上手に描けるようになるためには、継続的な練習と観察力が欠かせません。
それぞれの練習方法を組み合わせることで、自分に合った描き方を見つけやすくなります。
模写によるトレーニング
模写は横顔を描き始めたばかりの方にもおすすめの練習方法です。
最初は好きな漫画やイラストの横顔を選んで、線やバランスを丁寧に真似てみましょう。
プロの作品を模写しながら、どのように輪郭やパーツが配置されているかを学ぶことができます。
- 好きなイラストを選ぶ
- 線の流れやパーツの比率を観察する
- 何度も描き写すことで感覚をつかむ
写真や実物観察で描く
写真や実際の人を観察して描くことで、よりリアルな横顔の形や特徴を掴む力が養われます。
光や影のつけ方も自然に身につくため、より立体感のあるイラストを目指す方には特におすすめです。
方法 | メリット |
---|---|
写真を使う | 構図が安定し、何度も見直して描ける |
実物を観察する | その場の雰囲気や細やかな表情も捉えられる |
自分の家族や友人、自分自身を鏡で見て描くのも良い練習になります。
ガイドラインを活用した練習
ガイドラインを使って顔のアタリを描くことで、バランスの良い横顔を描くことができます。
まず、横向きの丸を描き、その中に顔の中心線や目・鼻・口の位置をガイドで引きます。
ガイドラインに沿って各パーツを配置すると、自然で正確な横顔になりやすいです。
最初は難しく感じても、繰り返すうちにガイドなしでもバランスが取れるようになるので、がんばってみましょう。
横顔イラスト表現を広げるテクニック

横顔イラストをより魅力的に仕上げるためには、基本の描き方を踏まえつつ、さまざまな表現技法をプラスすることが大切です。
キャラクターの個性や感情を反映させる工夫を取り入れることで、イラスト全体の完成度が大きくアップします。
また、角度や構図に変化を加えることによって、より奥行きや臨場感のある横顔を描くことができます。
感情や表情の工夫
横顔で感情を表現する場合、正面や斜め顔と比べて目や口、眉の動きがより際立ちやすくなります。
例えば、口元を少し上げて軽く微笑ませたり、目尻を下げて優しい雰囲気を出すなど、顔のパーツごとの変化を意識しましょう。
また、まつげの角度や眉のカーブ、頬の丸みなども感情を伝えるポイントです。
泣いている表現や、驚き、怒りなども口元や眉の傾きで強調できます。
- 笑顔を表現したいときは、頬を上げて口角も上向きに描くと自然に見えます。
- 悲しい表情は、目尻を下げてまぶたや口元をしぼませるのがコツです。
- 驚きの表情は、目を大きく見開き、口を軽く開けると伝わりやすくなります。
キャラクターの個性を出すコツ
横顔イラストでキャラクターの個性を際立たせるには、各パーツの配置やバランスが重要です。
鼻の高さや形、輪郭の線の強弱、顎のシャープさなどを調整することで、同じ横顔でも全く違う印象にすることができます。
髪型や耳の大きさ・位置の違いでもキャラクターらしさが生まれます。
小物やアクセサリーを加えるのも個性を演出するテクニックです。
パーツ | 個性を出すポイント |
---|---|
目 | 大きさや上下位置、まつげの形を変化させる |
鼻 | 高さや長さ、丸みを調整する |
口元 | 唇の厚みや位置を工夫する |
輪郭 | 丸顔や面長、シャープさを意識する |
俯瞰や煽りなど各種アングルへの応用
横顔をよりダイナミックに描きたい場合は、俯瞰(上から見る)や煽り(下から見上げる)などさまざまなアングルに挑戦しましょう。
俯瞰アングルでは頭頂部や額の形が強調されて見えるため、髪のボリュームやパーツの位置に注意します。
煽りアングルの場合は顎や首、鼻の下部分が大きく見えることが特徴です。
遠近感をしっかり意識しながらパーツの大きさや角度を調整すると、リアリティと迫力のあるイラストになります。
透視図法やガイドラインを活用するとバランスを取りやすくなります。
横顔の書き方でイラストの魅力を引き出すために

ここまで横顔の描き方について基本のアタリやバランス、そして顔のパーツごとのポイントなどを紹介してきました。
横顔は正面顔と違った立体感や、キャラクターの新たな個性を表現できるのが魅力です。
描き慣れないうちはバランスが崩れたり、どうしても不自然になったりするものですが、練習を積み重ねることで少しずつ自分らしい横顔を描けるようになります。
コツはシンプルな構造を意識して何度もチャレンジし、実際の写真や鏡で自分の横顔を観察することです。
また、自分の描いた横顔と正面顔を見比べてみると、キャラの印象にどんな違いが出るか気づくことができ、表情の幅やイラスト全体の表現力もアップします。
横顔を自然に描けるようになると、イラスト制作もどんどん楽しくなります。
大切なのはあきらめず、楽しみながら続けることです。
ぜひ今回紹介したポイントを活かし、あなたのイラストにオリジナリティ溢れる横顔を加えてみてください。